サポーターコラム
Supporter column
長い間、空き家にしていた建物を取り壊すことに決めた際に、中の家財と建物を一緒に処分しているケースがあります。
取り壊した建物は「産業廃棄物」、建物内の家財は「一般廃棄物」と種類が異なります。
これらを一緒に処分することは違法となります。
(環境省通知: https://www.env.go.jp/hourei/add/k072.pdf )
流れとしては、解体前に家財の整理~処分が必要となります。
小さ不要物はゴミの日に、粗大ごみはシールを張って収集場所に出します。
もしくは、自分で処分場に持ち込むことも可能です。
ゴミの分別、出し方は、各自治体の役所の環境課などの担当部署に尋ねると教えてもらえます。
中には、思いの寄らない場所から現金や貴重品が出てくることもあります。
我々が経験したなかでは、畳の裏に1万円札が敷き詰めていたり、押入れの布団や、仏壇の引き出しではない部分に現金を保管しているケースもありました。
もし、業者に依頼する場合は、整理業者なのか不用品回収業者なのかも注意しましょう。
不用品回収業者は、家具の中身をそのままに持っていってしまいます。
整理業者は、家具の中などを確認したうえで分別を行うため、貴重品や思い出の品などを見つけてくれます。
どのように進めたら良いのかわからない、という相談にも乗ります。
空き屋の整理について、お困りの際はお気軽にお声がけください!