サポーターコラム
Supporter column
こんにちは。
株式会社谷ノ口義弘設計スタジオの谷ノ口です。
今回は検査済証のない物件の活用についてお話しします。
建築完了検査を受けていない空き家を所有しているが、増築をしたいが可能かどうか??
などの質問を受ける事はよくあります。
ひと昔前なら、うーんできなくもないけど。。。と、ちょっと尻込みをしていましたが、最近は行政もストック活用に前向きになって、応援してくれる土壌が出来つつあります。
この場合、まずは建築基準法に逸脱していないかをチェックし、そこから法適合を行い、建築基準法上問題ない建物とし、さらに、減築や増築、大規模な修繕を行う事により、新たに確認申請を提出し、完了検査に合格すると、
なんと、検査済証を取得できます。
コンプライアンスも整合でき、安全安心な建築物になりますが、検査済証のある、健全な建築物になりますので、金融機関の担保も付けやすく、今後の再生活用としてひとつ選択肢がふえてきます。
ただし、案件によってはやっていいもの、やらない方がベターなケースもありますので、我々専門家にご相談の上ご検討下さい。