サポーターコラム
Supporter column
空き家で民泊を運営する方が増え元々住宅エリアであった所に観光客等が増えてきている状況があります。これら観光客の多くは観光地等で食事を済ませるケースが殆どで宿泊施設で食事をする事は稀と言えます。しかし宿泊施設の周辺にお洒落なカフェがあればと思っている観光客も少なくないようです。民泊ブームで新たな人の流れができている所で別のビジネスという発想はいかがでしょう。観光客が増えたからといって必ずしも民泊ビジネスをやる必要はありません。その民泊を利用する人をターゲットにした空き家活用も1つの手段です。
ただ気を付けて頂きたいことは場所と内容です。ビジネスはどこで行っても良いとは限りません。都市計画により用途地域が定められています。従前は宿泊施設と飲食店であれば、旅館業として宿泊施設が認められない地域でも一部の住居系地域では飲食店は認められるといった感じで飲食店の方が可能な地域は多くありました。しかし宿泊施設に関する規制緩和で民泊施設等は住居系地域での運営が許容されたこともあり、民泊の宿泊施設が可能であっても飲食店が不可能な地域も存在する様になりましたので注意が必要です。
更に飲食店でもお酒の提供を伴うケースでは営業時間が深夜に及んでしまうと更なる規制の対象となるのでこちらも注意が必要です。