段々年末も近くなり、そろそろ空き家の掃除でもしておくかと計画し始める今般。
経年劣化により空き家の漏電は引き起こるのか、いざ家に入り掃除しようとしたときに注意すべき点はどこになるのでしょうか。
気になったので調べてみました。
過去にあった漏電による火災事例は、
・コンセントの中にホコリがたまっていたため、プラグを差し込んだ際にスパークが起き、ホコリに着火。
・照明器具の配線の経年劣化により絶縁シートの隙間に雨水が侵入し、ショート・火災。
等です。
▶確認方法としてはどのようにすればよいのでしょうか。
- 電気消費量をメーターや明細で確認
空き家でなかった頃と空き家になってからの電気料金などを把握しておき、大幅に上がった月が発生していたら一度確認したほうがよさそうです。
ブレーカーを落としているご家庭が多いと思いますが、浄化槽の稼働や防犯対策で電気をつけっぱなしの空き家もあると思うので注意が必要です。
- ブレーカーで確認
実際にブレーカーを「入」にした際にすぐ「切」になってしまうことがあります。この場合はどこか漏電が引き起こされている可能性が高いです。なぜなら近年のブレーカーは漏電が発生するとブレーカーが落ちる仕組みになっているためです。
無理にブレーカーを入れようとせずに速やかに電気会社に連絡を入れてみましょう。
▶では漏電しないための対策はどのようにすればよいのでしょうか。
- 定期的なメンテナンス
ホコリなどが積み重ならないように定期的な掃除。購入してから時間がたつと配線に問題が出てくる家電製品(エアコン・テレビ・洗濯機)もあるようなので、漏電確認を行ってくれる業者に一度点検をしてもらう。
- 解体してしまう
そもそも放置状態が経年劣化・漏電を引き起こしてしまっております。その為建物を解体し、近隣様に迷惑が掛からない状態を作り出してしまいましょう。
【今回のまとめ】
・所有の空き家を放置している状態は漏電による火災が起こってしまう危険性がある。
・定期的なメンテナンスをすることが必要
・そもそも解体をしてしまえば不安はなくなるのでは!?
以上です。
解体の部分は我々の得意分野ですので、何か気になることがあればお手伝いできるかと思います。年末に向けてご家族と話し合ってみるのもよいのではないでしょうか。
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