サポーターコラム
Supporter column
骨董商の視点から 時として骨董品は、「不要品」として扱われることがあります。
ここでは、骨董商としての経験をもとに、不要品の適切な処分方法と査定のポイントを解説します。
1. 不要品の特定
まず、いくつかあるものの中から「不要品」を選別しなければなりません。 骨董品は、その歴史的価値や希少性、現在の市場における需要を考慮する必要があります。 しかし、「不要品」と「骨董品」の区別は非常に難しく、その価値を正しく判断されている方は少ないと感じています。 まずは、骨董商に見てもらい、価値の有無について判断してもらいましょう。
2. 査定
つぎに、査定です。 骨董品の価値を正しく把握するための重要なプロセスになります。 この段階で、作品の作者、年代、状態、市場における希少性などの価値を把握します。 骨董商による査定の場合、オークションの結果等に基づくことから最新の市場動向を反映した価格を提示することができます。
3. 処分方法の選定
さいごに、「不要品」と判断された場合の処分方法です。 いくつかの選択肢がありますが、一般的な方法として、査定を依頼した骨董商にそのまま売却する方法です。 この場合、即日決済で取引完了まで時間がかからないというメリットがあります。 この他、オークションや委託販売による売却もできますが、最新の市場価格で売却できるメリットがある一方、取引完了までに時間がかかってしまうため、急いでいる場合はおすすめできません。
以上より、古い家や昔からある古い物など判断が難しいと感じられた場合は、まずは骨董商に査定をお願いすることをおすすめします。