人が暮らしている家に害虫が出るのと同じく、空き家でも害虫は発生します。

空き家に発生する害虫には、ゴキブリを代表にシロアリ、ダニ、スズメバチ等がいます。また、害虫だけでなくネズミ等の害獣が入り込んでしまうことも多々あります。

特にシロアリは家の柱をダメにする代表的な要因となります。

空き家は、餌は残っているのに人が生活している気配がないため、害虫にとっての危険が少なく、人が住んでいる家と比べて害虫が繁殖しやすい環境になっています。定期的に清掃をするといった適切な管理が行われていない場合は、害虫が発生しても駆除されることがありません。そのため、ひとたび害虫が進入してしまうと、容易に繁殖できてしまいます。

空き家にすることが決まった場合は衣類や布団等の残置物、特に冷蔵庫内の食べ物関係は即処分した方がいいでしょう。