サポーターコラム
Supporter column
私たちは高齢者の住まい探しを専門とする事業者として日々、高齢者ご本人やご家族の相談に対応させて頂いております。今お住まいの自宅での生活が困難になられた高齢者の方が、老人ホーム等に入居を検討する際に直面するかもしれない「空き家・空き室問題」に備えるため、事前に知っておくと参考になる「高齢者施設探し」のノウハウやお役に立てる情報をこちらのコラムでご紹介させて頂きます。前回の私のコラムで、「老人ホーム」と一口に言っても11種類存在すると説明させて頂きましたが、今回のコラムでは、そのうちの一つ「特別養護老人ホーム」について説明させて頂きます。
特別養護老人ホームは、地方公共団体や社会福祉法人が運営する公的な老人ホームです。要介護状態の人を対象とした施設で、略して「特養」と呼ばれることが多いです。特別養護老人ホームは寝たきりの人や認知症になってしまった人など、介護度が上位である人が入居でき、要介護度3以上の人が入居対象です。入居できれば最期まで利用することが可能で、費用も安いことから人気が高く、一般的に入居待ちが多い状況にあります。利用できるサービスは、身体介護から生活支援、介護サービスまで多岐に渡り、終身利用することも可能であるのが特徴です。次回のコラムでは介護老人保健施設、略して「老健」について説明させて頂きたいと思います。引き続きよろしくお願い致します。