サポーターコラム
Supporter column
「空き屋問題」ときくとボロボロの朽ち果てた家を想像する方が多いと思います。実際は一概にそうではなく「まだ人は住めるけど売るのも貸すもの面倒くさいから放置しておこう…」と空き家になっているケースや、現在売りに出している方も「不動産会社に任せていればそのうち売れるだろう…」と放置している方、また「物置として使用しているから空き家のままで…」という方も多いと思います。
これから不動産の需要はどんどん少なくなり、家が売れない時代に突入するのではないかと予想されたりもしています。
不動産が売れなくなる理由の一つに、少子高齢化が進み人口の減少があげられています。現在戸建空き家を所有している方への調査で、取得した要因の約半数が相続とのデータもあることから、将来実家を相続し、その処分に悩む方が更に増えることになります。
本格的に家が売れない時代になる前に、売る為の対策を図る良いタイミングでもあります。
面倒くさいからと放置している方は、まず「本当に売れる金額」を知ることから始めるのが良いかもしれません。
私有財産の使い方は自由ではありますが、動産と違い不動産は社会性や公共性が強いため住み継いでいく、使い続けていく発想や実践が必要です。