サポーターコラム
Supporter column
数年間空き家にしていた物件をリフォームして再利用する。案件としてはよく手掛けることがあります。その際に気を付けておきたいポイントを、実際に経験した内容としてお伝えいたします。
①動物の糞対策
猫や鳩が主です。
鳩はベランダやバルコニーに。猫は砂地の庭の死角に。
これはどちらもその場所に慣れてしまっていますので、時間をかけて人が対策しなければなりません。猫や鳩に対してその場所が居心地が悪い場所だと認識させることが必要です。少し時間がかかりますので持久戦になります。
②電気の配電ブレーカー
現在では殆ど見ることは無いのですが、稀に昭和4-50年代の住宅に設置されているのがヒューズ付の配電ブレーカー。
こちらは現在も使えない事は無いのですが、ヒューズが飛んだ場合に代えの商品がすぐには手に入らなく、電気が使えなくなる期間が出る可能性があると言うことになります。
出来る限り新しい配電ブレーカーに代える(安全の為にもおすすめ)か、ヒューズの予備をあらかじめ用意しておくことが必要です。
③排水配管の詰まり
トイレやキッチンなどもそうなのですが、ここで一番気を付けておきたいのが洗濯機。
配管が全て塞がっている場合はすぐに分かるのですが、少しずつ流れている場合は気付くのが遅くなりがちです。ちょっとしたゴミが詰まって完全に塞がり、洗濯機排水がオーバーフローしてあふれ床が水浸し。。何度か目にしました。
洗濯機の排水は一気に流されるため、水量に排水スピードが追い付かない場合溢れます。
戸建てで庭木があるところでは、木の根っこが配管内に侵入していることもあるので、再使用する際には一度配管の洗浄をすることをお勧め致します。
数年間空き家にしていた物件を利用する際にはご注意下さい。