サポーターコラム
Supporter column
梅雨時期になると、建物にも色々と影響が出てきますね。
その一つが木造戸建て住宅であれば、床下の『シロアリ』。古い建物であれば柱が無くなるほど荒らされてしまっているものも散見されます。
私自身、お客様の浴室リフォームの際に、「柱の下部分が殆どなくなってる!!」っといった状態を何度見たことでしょうか。。
こういった事象を事前に防ぐため、床下や柱の中に薬剤を撒いてシロアリなどを駆除・防虫するのですが、この効果も時間と共に薄れていきます。空き家になって放っておいては手遅れになるかも知れません。
空き家として維持し続ける場合はこういったコストがかかる事も頭に入れていた方が良いかと思います。
また『シロアリ』だけでなく、いわゆる害獣と言われる『イタチ・ハクビシン』などにも空き家は恰好のターゲットとなりえます。
小さな隙間があれば入り込み、天井裏や壁の中を行ったり来たり・・。自由に住処としてしまいます。住み着いてしまうと追い出すには手間がかかり、専門業者へ任せるとコストが大きくかかってきます。
最近の戸建て住宅には隙間が殆ど作られることなく、害獣が住処とするには難しいとは思いますが、古い木造住宅では十分気を付けてください。
マンションで一番多いのはバルコニーなどで鳩などの鳥類による『糞害』。
これも一度住み着いてしまうとかなり厄介な相手となりますので、出来るだけ空き家にしない事が最良の方法となります。
もし『害虫・害獣』にお困りであれば、お住まいの市町村にて相談窓口が設置されていると思いますので、一度ご相談してみてもいいかと思います。