サポーターコラム

サポーターコラム

Supporter column
風化しない家づくり

住宅を設計するにあたり、まずは家族が集まるリビングを中心に考えて各部屋を繋げるようにデザインしますが、もう一つ大事な要素があります。

それは「風のみち」です。

木造住宅は、実は「呼吸」しています。構造材や無垢フローリングなどは季節により膨張、収縮を繰り返しています。

そこで「風のみち」が非常に有効で、そこに住む人々だけでなく、住宅にも風を通すことにより、湿気などを滞留させない工夫をする事で、住宅の中身が風化しにくい計画が可能です。

将来的に空き家になってしまっても、コンディションが良ければ再利用しやすい住宅になります。

「空き家どうする?サポーター」のご紹介
株式会社 谷ノ口義弘設計スタジオ
谷ノ口 義弘(たにのぐち よしひろ)
専門分野
リフォーム・リノベーション建て替え有効活用提案建築設計
warning注意事項
  • 各コラムは、執筆者の原文そのまま(本サイト側の編集は一切なし)を掲載しています。
  • 文責は、あくまでも執筆者に帰属するものであり、本サイトが、執筆内容の正確性や最新性を保証するものではありません。
  • 閲覧される場合は、上記についてご理解の上で、信憑性をご判断ください。
  • 閲覧によって生じたいかなる損害についても、本サイト事務局は、一切の責任を負いません。

テーマ

過去の記事