サポーターコラム
Supporter column
住宅を設計するにあたり、まずは家族が集まるリビングを中心に考えて各部屋を繋げるようにデザインしますが、もう一つ大事な要素があります。
それは「風のみち」です。
木造住宅は、実は「呼吸」しています。構造材や無垢フローリングなどは季節により膨張、収縮を繰り返しています。
そこで「風のみち」が非常に有効で、そこに住む人々だけでなく、住宅にも風を通すことにより、湿気などを滞留させない工夫をする事で、住宅の中身が風化しにくい計画が可能です。
将来的に空き家になってしまっても、コンディションが良ければ再利用しやすい住宅になります。