今所有の建物を建替えようとする場合、少し前までは、アスベストと言えば、鉄骨で造られた建物の耐火被覆(ロックウールなど)として多く使用され、木造や鉄筋コンクリート造の建築物には無縁のものと思われる方も多かったと思いますが、最近では構造など関係なく建物の外壁などに吹付けられている塗材(ペンキ)にアスベストが含まれている可能性があると言われています。見た目では分からないので検査を検査機関にしてもらいます。もし検査後アスベストが検出された場合は、建物の解体費用と別にアスベストの除去費用がかかります。それも解体費用よりもアスベストの除去費用がかかる場合もあります。ということで国土交通省のホームページを検索してみました。石綿(アスベスト)調査、除去工事費用に補助金制度はあるようですが、地方公共団体からの経由で補助金がでるようです。ただ補助金制度がない地方公共団体もあるようです。石綿(アスベスト)が吹付けアスベスト、吹付けロックウールとあり、アスベストが含有しているからといって全て補助してくれるわけではないようです。業者としては、検査して石綿(アスベスト)がでない検出あれないことを祈るばかりです。