サポーターコラム
Supporter column
古くからお付き合いのあるお客様から、こんな相談を受けました。
親が住んでいた家を相続したのだが、調べてみると登記簿が無い。。。
どうやら、かなり古いおうちだったようで、しかも未登記の建物だったという。昔に建てられた建物や、増築された建物など、登記がされていないという話はときどき耳にします。ローンなど無かった時代に自己資金で建てたりで、抵当権の設定が不要だったのでしょう。
登記がなされていないという事は、その不動産の所有権を第三者に対抗できないというリスクがあります。また、抵当権が設定できないとなると、売却の際に買い手がなかなか付きにくいというデメリットもあります。前述のように、未登記物件は築年数の古い建物である可能性が高いため、その維持管理には細心の注意が必要です。売却しにくいからとあきらめて放置してしまうと、最悪の場合は建物の崩壊など近隣に迷惑が掛かります。行政から特定空き家の指定がなされてしますと、固定資産税が増額されたり、強制処分の作業が行われるとその費用請求もかかってきます。放置などは決してしないように。
今回のお客様には、すみやかに司法書士の先生などへ相談されることをお勧めしました。
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