サポーターコラム

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産業廃棄物のリサイクルについて

空家をリフォーム、リノベーション若しくは解体する際に必ず発生する物。それは廃棄物です。

現在、環境に対しての意識が高い中、廃棄物の処理について注目を集めています。
リフォーム現場や、解体現場から出る廃棄物は「産業廃棄物」となります。
産業廃棄物には細かく分類が分かれており、20品目に細分化されます。
※特別管理産業廃棄物は別
解体や、リフォーム・リノベーション工事から排出される廃棄物は主に、
①木くず
②廃プラスチック類
③ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
④金属くず
⑤がれき類
が主に排出されます。上記廃棄物は産業廃棄物処理業者によって、適正に処理されます。
ただ廃棄物を燃やして減容化し埋立処分するのではなく、再資源化できる廃棄物は適正にリサイクルされます。
①木くずは、チップ化にしMDFの原料や、製紙会社のボイラー燃料へリサイクル
②廃プラスチック類は、熱を加えて製紙会社のボイラー燃料に使用する固形燃料にリサイクル
③ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずは主に石膏ボードなので、破砕後、熱を加えて無水石膏にリサイクル(無水石膏は石膏ボードの材料)
④金属くずは再度溶かし鉄資源へリサイクル
⑤がれき類は細かく破砕し、道路路盤材にリサイクル
となります。

あくまでも上記のリサイクル方法は一部です。各処理業者が研究し新たなリサイクル方法が生み出されています。

その一方、現在でも、不法投棄事案があります。依頼する業者が廃棄物を排出する際、廃棄物処理業者と契約をしているか、マニフェストの交付を受け、適正に処理している廃棄物処理業者に依頼しているか、しっかりと確認するのも環境に対しての配慮になります。

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