サポーターコラム
Supporter column
空き家や空き地が発生する要因として多いのが、亡親が所有していた不動産を相続したものの使い道が無いといったケース。
逆を言えば、相続する段階で不動産が無ければ、空き家や空き地は発生しないことになります。
近年、高齢者の老後の資金確保の一環として、“リースバック” や “リバースモーゲージ” という手法が注目されていますが、これを空き家や空き地の発生抑制策として考えた場合はどうでしょうか。
リースバックは、所有者が生前に持ち家を不動産会社に売って、賃貸としてそのまま居住する形態ですので、不動産に関する相続は発生しません。また、リバースモーゲージは、所有者が持ち家を担保に資金融資を受け、本人が亡くなった時点で、その持ち家は売却されますので、こちらも不動産に関する相続が発生しません。
どちらの制度も一定の要件があり、必ずしも万能とは言えませんが、老後資金・相続・空き家問題の包括的な対策の一つとして検討の余地はあると思います。
リースバックやリバースモーゲージのご相談につきましても、ぜひ『空き家どうする?』をご活用ください。