サポーターコラム
Supporter column
最近、リバースモーゲージについてのご相談を多く頂きます。
亡き後の自宅処分を効率よく行うために、生前に自宅に「担保」を設定して資金を預かり、死亡後は不動産を換価してもらい返済に充てるというものです。老後の資金も安心であり、遺族に不動産の処分を押し付けなくて済む、というメリットがあります。
しかしリバースモーゲージはあくまで「借金」であり、仕組みを説明すると抵抗を感じられる方も少なくありません。
これに対し、「リースバック」という契約もございます。生前に住処を「売却」してしまい、生きている限りその不動産を「借りる」契約を結びます。売却代金としてまとまった資金を得られ、生きている限り賃料を払いながら住み続けることができます。これは借金ではありません。
いずれにしても、老後の資金を安定させ、亡き後遺族に迷惑をかけない対策を取る事が可能です。空き家問題にならないためにも、生前にしっかり考え行動しておくことが大切です。