コロナ自粛が長引き、人々の行動に制限がかかる今日この頃。それでも我々は経済活動や自身の生活の為の活動は最低限度で行わざるを得ません。
夜の店の営業自粛や時短営業が通常となりつつあり、企業はオフィス勤務からテレワーク勤務へとシフト、学校でも登校せず授業を受けることが出来るリモート環境の普及に行政が力を入れている現在であります。
このような周辺環境を見渡してみて思うのが、『不動産(空間)利用の将来像』です。
今まで当たり前のように利用・活用してきた不動産(空間)ですが、果たして本当にこれからも必要なのか?今一度考える必要がありそうですよね。
私としては、将来的に不動産はまだまだ利用・活用されるものであると期待していますが、その利用の形は徐々に変わっていくのかなと思っています。
数年前から街中に溢れてきた『カーシェア』。皆さんの近くのコインパーキングなどでも1,2台見かけることがあるかと思います。
所有するよりも使いたい時に使うこのサービス。これと同じように、不動産(空間)もタイムシェアされる事が当たり前になるかもですね。
例えば「パーティーハウス」なんてのはどうでしょうか。
キッチンやダイニングがあるスペースで友達家族数人で食べ物を手分けして持ち込み、時間を決めて楽しむ。
自宅では一つの家族に負担がかかりますが、タイムシェアすれば用意も準備も片付けも全て手分けすることが出来て平等。時間を決めて借りることでパーティーの節度も保てるので借りる側としてもメリットがあるのではないでしょうか?
※騒音には注意しないといけませんが・・。。。
オーナー側としては、予約の管理・清掃・集金など業務として行うことがいくつかありますが、管理を任せることが出来る業者に委託することで負担は限りなくゼロとなります。
この様に、『空き家』として社会に貢献出来ていない不動産があるのであれば、ニーズを作り社会に貢献させ、次世代にバトンタッチしていくことで地域社会は健全に成長していくのではないでしょうか。
出来るのであれば、この様な取り組みを現在の『空き家』に当てはめてみてはいかがでしょう。
これからも『空き家』の将来性について考えていきたいものです。
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