サポーターコラム
Supporter column
株式会社谷ノ口義弘設計スタジオの谷ノ口です。
今回はライフサイクルコスト(LCC)についてお話します。
建築物がこの世に立ち、この世からなくなるまでのコスト指標のことで、ザクっといえば、初期建設費であるイニシャルコストと、エネルギー費、保全費、改修、更新費などのランニングコストにより構成されます。
最初の企画・設計段階からLCCを見越して計画すれば、より良いプランとなりますが、今回は空き家の活用からLCCをどうとらえるかについてお話します。
空き家の場合、築年数からおおよその耐用年数を割り出し、そこに向けての修繕費用を積み重ね、この建物が適正に投資しても利回りが残り、収益として成立するかを検討します。
検討後、お金をいくらまでかけて投資すると、どれだけの回収が見込めるかの指標となりますので、失敗しにくい運用が見込めます。
さらに詳しい情報や具体的なご相談もお受けいたしますので、お気軽に弊社までご相談ください。